「これ、上映している劇場が少ないんだよね。だから、二子玉川まで行って見てきたが、初日でも上映回数は1日1回きり」
「内容はどうだった?」
「予想以上に良かったよ」
「どこが良かった?」
- ギャバンがあまりにも猪突猛進のアホで人間くさい。記号くささがない
- 宇宙刑事の世界観とデカレンジャーの世界観が完全に融合していて無理がない。世界に異なる警察組織が存在していてもおかしいわけではない
- 全員揃えば勝てるという安直な戦隊ドラマではない
- キャラを無駄に増やしていない。シャリバンは出てこない
- 情け容赦なくヒロインをいたぶる描写がいい
- 圧倒的に強い敵の女がいい(元宇宙刑事)
「結局、これはヒーローものではなく、その前に人間のドラマであり、警察ものであり、大人のドラマなんだよ」
「そこが重要?」
「とりあえず、正しくて勝つヒーローなんて見たってつまんないしな。思い悩む人間が問題を解決するから面白い」
「他には?」
「今年は戦隊の当たり年」